料理研究家の母に荒療治 入社2年目ひとり暮らしの〝名前のない鍋〟

レシピ検索に載っていないこと

白央篤司

休日に野菜を刻んで冷凍して保存。会社に持っていく弁当も手作りしているという上田和範さん

みなさんはどんなとき、鍋を食べたくなりますか。

いま日本で生きる人たちは、どんな鍋を、どんな生活の中で食べているのでしょう。そして人生を歩む上で、どう「料理」とつき合ってきたのでしょうか。

「名前のない鍋、きょうの鍋」をつくるキッチンにお邪魔させてもらい、「鍋とわたし」を軸に、さまざまな暮らしをレポートしていきます。

今回は、築地場外市場そばのワンルームに住む、ひとり暮らしの男性のもとを訪ねました。

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