ダイビングスポットの島が経験した「六日戦争」 伊江島から見た軍艦

住民1500人も死亡 漫画家が描いた死闘

水野 梓

持ち上げると子宝に恵まれるとの言い伝えがある「力石」がある伊江島のニャティヤ洞。戦時中、多くの人が避難したため千人洞とも呼ばれます=2022年3月、水野梓撮影

青々と茂った木々が目に鮮やかで、透き通った海が美しい沖縄・伊江島。沖縄本島からフェリーで30分とアクセスもよく、ダイビングスポットとしても人気です。しかし77年前には、沖縄戦が凝縮されたとも表現される「六日戦争」が繰り広げられました。この死闘をマンガで描いた新里堅進さんは、ウクライナの現状とも重ねながら、「同じことをまた繰り返さないよう、伊江島で起きたことを知ってほしい」と話します。

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