地方から「VR取材」やってみて…〝できたこと〟〝できなかったこと〟

メ、メモが!相手の目線と「合った」瞬間

湯川うらら
朝日新聞高松総局記者

記者(右)の取材に答える斉藤大将さん(左)と植村友哉さん(中央)

「VRで美術個展を開いているエンジニアがいる」。高松市を拠点に取材をする記者の元に、そんな情報が届いたのは2021年5月のことでした。仮想空間に香川県出身のアーティストの作品を展示し、自宅からでも鑑賞できるといいます。折しも、10月、SNS世界最大手の米フェイスブックが社名を「Meta(メタ)」に変更し、VR(仮想現実)機器の開発や技術者の確保を強化する方針を打ち出したことが話題になりました。記者は初めてVR機器を購入し、自宅から体験。さらに、仮想空間でのインタビュー取材に挑戦しました。(朝日新聞高松総局記者・湯川うらら)

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