「生臭そう…」思い込み覆す手作りレザー 捨てられるあの素材が変身

竹田 和博
富山総局

手作りの革で作った名刺入れと財布を持つレザー職人の野口朋寿さん=2021年12月、富山県氷見市、竹田和博撮影

富山県の港町に、手作業でなめした革製品を手がける職人がいます。訪ねてみると、なんとも高級感漂う財布や名刺入れが出てきました。落ち着いた色合い、独特な模様、柔らかな肌触り……。よく使われる牛革やワニ革でつくったものではありません。男性は「一目で素材が分かる人はほとんどいないと思います」。その正体とは?

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