米軍の攻撃、空母が炎上 爆音と熱風から必死で逃げた100歳の記憶

Hideyuki Miura
朝日新聞記者、ルポライター

1942年6月、ミッドウェー海戦で米軍機の攻撃を受け、大破、沈没した日本海軍の空母「飛龍」


太平洋戦争の開戦となった真珠湾攻撃から間もなく80年。その直後に出征し、日本が敗戦へと向かう転換点となったミッドウェー海戦で主力空母「赤城」に乗艦した元海軍整備兵が岩手県一関市で暮らしている。須藤文彦さん、100歳。彼の証言から、戦争の実態と、現代の日本につながる共通点を探る。連載第3回は「赤城炎上」。(朝日新聞一関支局・三浦英之)

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