引退したアスリートが集う「ルイーダの酒場」に 社長が知った現実

再チャレンジの会社を起業「現役時代よりも稼げる人間を育てたい」

Hideko Ono

「人生100年の時代です。今、やりたいことがなくても、慌てる必要はありません」と金沢さん=本人提供

京大アメフト部出身、TBS入社、プルデンシャル生命でのトップセールス――。華々しい肩書きを持つ金沢景敏さん(42)は2020年、アスリートがキャリアップを図る際、そのパートナーとなる事業を始めました。しかし、そこで味わったのは引退した選手のキャリア形成における厳しい現実でした。何がいけなかったのか。自問自答し、立て直しを図った金沢さんが目指す、「アスリートが社会で再度輝ける場」を生み出す新しいビジョンについて聞きました。(ライター・小野ヒデコ)

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