納体袋に布団をかけた看護師 コロナ禍の看取り、現場で聞いた声

「本当なら袋に入れて見送りたくない」最前線の思い

水野 梓

「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」では、二条城で小原一真さんの作品が展示されています。小原さんが取材してきた災禍の最前線のうち、コロナと福島第一原発の写真や言葉が共鳴するように展示されています。展示は17日まで

「遺体を袋に入れて見送りするのは経験したことがなかったので、何とも言えない気持ちになりました」。コロナ禍で、看取りの最前線にいる看護師や介護士らの聞き取りを続けているジャーナリスト・小原一真さん。記録をまとめた冊子をコンビニプリントで配布する「空白を埋める」に取り組んでいます。なぜこの活動を始めたのか、話を聞きました。

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