神戸のGK、突然の交代 ベテラン飯倉が、ゆっくりピッチに入った理由

スポーツに限らず、こんなベテランがいる組織は魅力的だと思う

小俣勇貴
朝日新聞スポーツ部記者

途中出場の試合でプレーする神戸のゴールキーパー飯倉大樹(C)VISSEL KOBE

ヴィッセル神戸の飯倉大樹(35)は7月3日のJ1湘南戦、試合途中からゴールマウスの前に立った。この交代の場面で、ベテランゴールキーパーがゆっくりとピッチに向かったことが気になっていた。どんなスポーツでも突如として出番が回ってくれば焦るもの。後日、その理由を聞いて、J1で長くプレーしてきたゴールキーパーの矜持を感じた。

続きを読む