アルビノが恥ずかしい…「ふつうの外見」になれない私を変えた出会い

語り合える場所があることの大切さ

神原 由佳

遺伝子疾患のアルビノであることに、コンプレックスを抱いてきたという神原由佳さん(右)。別の当事者との出会いを経て、自らの外見を受け入れられるようになるまでの日々を、振り返ってもらいました(画像を一部加工しています)

肌や髪の毛の色が薄いアルビノで生まれた神原由佳さん(27)はかつて、自らの症状を「恥」ととらえていました。「ふつう」の見た目になりたくてもかなわず、悩んできたのです。しかし他の当事者と出会い、その生き方に憧れたことで、「自分も誰かにとっての道しるべになりたい」と思えるように。今では人生に希望を持ち、アルビノの人同士の交流会にも足を運ぶ神原さんに、転機となった体験についてつづってもらいました。

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