コロナで高まる「食事の罪悪感」炙り出された不安のはけ口という需要

「ちゃんと食べなきゃ」の呪いの解き方

神戸 郁人

ものを食べることは、罪深い……。人々の間で、そんな意識が広まっています(画像はイメージ)

新型コロナウイルスの流行後、ものを食べることへの「罪悪感」が高まった、とする調査結果が公表されました。「感染を防ぐため、自分の身を自分で守る」との意識の広まりが、背景にあるとみられます。実際、栄養バランスの良さが売りの食品が人気を博すなど、市場にも影響が。一方、自己管理への過大な欲求は、生きづらさにつながりかねません。「健康食文化」と、適切に距離を取る方法とは? 「不安との向き合い方」という視点から考えます。(withnews編集部・神戸郁人)

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