カメラ沼に1000万円費やした果てに…非SNS写真を撮り続ける写真家

「カメラじゃなく、写真の話をしよう」

遠藤啓生
朝日新聞・写真映像記者

夏の空と海が気持ち良くて撮った1枚

とかく高い解像度や派手な写真が追求されがちなデジタルの世界で、あえてフィルムの色合いや粒状性を作品ににじませる写真家の嵐田大志さん(43)。技術論に走りがちな写真界で「楽しく、自分らしく」を第一に、機材ではなく写真の魅力をSNSなどで発信し続けています。エッセー「カメラじゃなく、写真の話をしよう」(玄光社)を発表した経緯などを伺いました。

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