2021年01月14日 コロナとネットが“最悪の相性”である理由 インフォデミックの構図 朽木誠一郎 朝日新聞デジタル企画報道部記者 記者会見する世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長=2020年2月6日、ジュネーブのWHO本部、吉武祐撮影 新型コロナウイルスについて、ネットにはさまざまな情報が氾濫(=インフォデミック)しています。専門家の間でも意見が分かれることもある中、連日メディアやSNSで目に飛び込んでくる情報について、「何を信じていいのかわからない」と悩む人も多いのではないでしょうか。 このインフォデミックに対抗するためには、「情報に踊らされることを防ぐ」ための知識が必要です。今回はインフォデミック発生の背景にある、信じたいものを信じる人間の傾向と、それを加速させるネット、そして、そもそも不確実なものである医療の特徴について説明します。(withnews編集部・朽木誠一郎) 続きを読む