神宮球場のカレー店「欅」店長 今だから語る〝戦友〟との日々

隣の「水明亭」閉店に「そら、寂しいよ」

安藤嘉浩
朝日新聞記者

神宮球場で半世紀にわたってそれぞれの味を守ってきた「水明亭」の本村律枝さん(左)と「欅」の米川忠史さん=2006年

神宮球場内で半世紀にわたって親しまれたうどん・そばの「水明亭」が、6日の営業を最後に閉店する。その情報を知った野球ファンは嘆き悲しみ、同時に「隣のカレー屋は大丈夫か?」と心配し始めた。取材で神宮球場に通って30年になる記者が、顔なじみの店長を訪ねてみると……。(朝日新聞編集委員・安藤嘉浩)

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