「もう死ぬんだ…」漫画家・高浜寛を変えた熊本地震 作品で描く自立

「若い人たちの力になれる存在にならないといけない」

河原夏季

「ニュクスの角灯(ランタン)」 (リイド社) で、第24回手塚治虫文化賞のマンガ大賞を受賞した高浜寛さん。熊本地震の際、熊本市で被災しました

19世紀の長崎とパリを描いた漫画「ニュクスの角灯(ランタン)」 (リイド社) で、第24回手塚治虫文化賞のマンガ大賞を受賞した高浜寛(たかはま・かん)さん。現在は出身地の熊本県天草市で漫画を描きながら生活しています。2016年4月、熊本地震の際は熊本市で被災しました。死を意識したあの日から、創作活動への変化はあったのか。当時の手記とともに、振り返ってもらいました。

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