「対象はお前だけ」と言われても……子育てしやすい会社を目指す課長

丹治翔

建設会社で総務課長として働く40代男性。上司から冷たい視線を浴びながらも、後進のために社内の制度改善に取り組んでいる(写真はイメージです)=PIXTA


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父親の育児参加も増え、仕事と家庭を両立しやすい環境が一層、企業にも求められますが、職場の理解が十分なケースばかりではありません。東日本の中小企業で総務課長として働く40代男性は、育休や時短勤務などを使いやすい環境をつくり、会社は「子育て応援企業」の認定を行政から受けました。しかし、上司から「対象者はお前だけなのに」と嫌みを言われることも。それでも、「このままでは若い世代が入社したいと思わない」と働きやすい会社作りに奔走しています。

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