クラス全員からの拒絶……ゲイ映画・橋口亮輔監督の居場所の見つけ方

住田康人

橋口亮輔監督=山本和生撮影

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同性愛の男子学生が主人公の映画「二十才の微熱」でデビューして25年余り。映画監督の橋口亮輔さん(57)は、ゲイ映画の先駆者として、社会への違和感や人のつながりに焦点を当ててきました。誰も口をきいてくれない経験をしたという中学時代。「まじめな子ほど、自分で解決しなければと悩んでしまう」。両親の離婚、同性への告白、仕事のトラブル、そのたびに自分の居場所を見つけてきた橋口さんは「手を伸ばせば、握り返してくれる手は必ずある」と訴えます。

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