若者ほど「基地」受け入れている!?沖縄と本土、調査から見えたズレ

沖縄県の辺野古埋め立てに対する抗議行動で掲げられたメッセージ=2019年3月1日午後7時56分、東京都千代田区、関田航撮影

4月21日にあった衆院沖縄3区の補欠選挙では、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設反対を訴えた屋良朝博氏が当選しました。選挙区には名護市辺野古が含まれ、移設問題が大きな争点となっていました。昨年9月の県知事選、今年2月の県民投票に続いて、辺野古移設反対を政府に突きつけた形です。その一方で、これまでの朝日新聞社の調査からは、基地が集中する沖縄で、若い人ほど現状を受け入れている構造も見えてきました。基地移設に揺れる沖縄のいまに迫ります。(朝日新聞世論調査部・松井夕梨花)

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