ナメクジ食べて死亡…「禁断の味」求め行き着いた「生カタツムリ」

杉浦幹治

ポマティア種の成貝と稚貝。手のひらをかじられ、少しくすぐったい=三重県松阪市のエスカルゴ牧場、杉浦幹治撮影

 ナメクジを食べたオーストラリアの男性が今年11月に亡くなりました。元探検部だった私も同じような経験を思い出し、少し怖くなりました。何が生死の分かれ目になるのか。調べるうちに「禁断の味」への興味が膨らみ……行き着いたのが世界でも珍しい「生カタツムリ」。いったいどんな味が? 口に広がる「粘液のなめらかさ」から昆虫食について考えました。(朝日新聞社会部記者・杉浦幹治)

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