「ふつうに食べる」ができない…摂食障害「ささいな一言」きっかけ

やせたい私
 

「食育」の活動に取り組むようになって、過食することが減ってきた

 「ふつうに食べることがこんなに難しいなんて、思ってなかった」。都内に住む会社員の金子浩子さん(28)は大学2年生の頃から7年にわたって摂食障害に悩まされた。拒食と過食嘔吐を繰り返し、体重の増減幅は33キロにもなったが、「食育」のイベントを主催するようになってようやく「揺れ」が小さくなってきた。今でもストレスがたまると過食してしまうことがある。「治りかけても、まだ揺れている人がいます。そんな人たちがつながれる『場』を作れたらいいなと思います」

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