「娘見守りたい」別居する親の苦悩 離婚減も増える「会いたい父親」

2000年代に入り、離婚の件数は減っている中、子どもとの面会を求めて調停を申し立てる親は年々増えています。「離婚しても、子どもに会いたい」。そんな父親の目線から「平成の離婚」について考えてみました。

平成家族

夫婦関係の悪化から、離婚後に子どもと会えない親の思いとは(写真はイメージです=PIXTA)

 2000年代に入り、離婚の件数は減っている中、子どもとの面会を求めて調停を申し立てる親は年々増えています。「突然の子連れ別居」を恐れ、子を残してひとり家を出た父親は、離婚が成立した今も娘に会えていません。「離婚しても、子どもに会いたい」。離婚への抵抗感が薄れつつあるなかで、父親の目線から「平成の離婚」について考えてみました。(朝日新聞デジタル編集部・野口みな子)

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