ぴくりとも動かない中国政府、それでも黙らない「女神」立候補へ

益満雄一郎

通勤客にビラを配るアグネス・チョウさん=2017年12月15日、香港、益満雄一郎撮影

 香港の民主化を訴える「闘士」であり、日本のアニメやアイドル好きのガチオタ女子。「雨傘運動」で「女神」と呼ばれた香港の女子大生アグネス・チョウ(周庭)さんは、今年3月におこなわれる香港立法会(議会)の補欠選挙への立候補を検討しています。「雨傘運動」では、香港政府と中国政府は一切、譲歩せず、若者たちの要求はまったく実現しませんでした。仲間も収監されました。それでも「権力と闘う」と訴える彼女。その理由を聞きました。(朝日新聞香港支局長・益満雄一郎)

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