いわゆる「泡沫候補」たちの戦いを追いかけた映画「立候補」(2013年公開)の藤岡利充監督に聞いてみた。
衆院選が近づいてきました。「あなたの一票が社会をつくっています」なんて言われるけど、投票したらなにか変わる? ましてや選挙に立候補なんて、ありえないでしょ――。各地の知事選などに10回以上立候補した(そして敗れた)マック赤坂さんなど、泡沫(ほうまつ)とも呼ばれる候補者たちに迫ったドキュメンタリー映画「立候補」(2013年公開)。勝ち負けで語られる選挙ですが、藤岡利充監督(41)が伝えたかったのは、意外にも「挑戦する人にあたたかい社会になってほしい」というメッセージ。どういうことですか?
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