グラウンド整備おじさんが語った「夢」 黙々とトンボ、その経歴は…

鮮やかな技術、「グラウンド整備おじさん」は何者?

 午前7時前。大阪市内のあるグラウンドで、ランニング姿のおじさんが1人、丁寧に整備しています。土を運んできて埋め、しっかり体重をかけて固めます。そのあと、マウンドを中心に円を描くようにトンボをかけます。できあがるのは、まるでミステリーサークル。最後に水もたっぷりまきます。市の管理人さんですか? いえいえ、違います。この人は……。(朝日新聞記者・大西英正)

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