「忖度」「驚き桃の木」どう訳す?ピコ太郎の通訳が語った「頭脳戦」

軽部理人

籠池氏(左)の会見で話題になった「忖度」

 森友学園への国有地売却問題で、時の言葉となった「忖度(そんたく)」。「他人の気持ちを推し量る」という意味ですが、日本外国特派員協会であった籠池泰典・学園理事長の記者会見では、通訳がその言葉に苦労する場面がありました。瞬間的な反射能力が問われる通訳の世界。どれほど難しいのか?ピコ太郎さんの会見で通訳を務め、ネット上で話題になった橋本美穂さんは「行間を読むことや阿吽の呼吸が試される」と話します。同時通訳の裏で起きているハイレベルな頭脳戦について聞きました。

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