朝日新聞で連載中の「吾輩は猫である。」そのキャラクター「マダニャイ」が2016年の出版界とエンタメ界を振り返ります。今回は「ご自身の読書」について俳優の大野拓朗さんにお話を聞きました。最後にはあなたのラッキーブックがわかる占いも!ぜひ奮ってご参加ください。
いま、部屋に大きな本棚が欲しいんです。読んだ本も読みたい本もどんどん増えてしまって。1人で喫茶店に入って本を読む時間は本当に幸せです。小学生の時には図書室で『ブリタニカ百科事典』を眺めるだけでワクワクしたし、「ズッコケ三人組」シリーズも大好きでした。中学生になって新渡戸稲造の『武士道』を読みました。当時内容を理解していたかどうかは疑問ですが「男性としてこういう生き方はかっこいいな」と感じたのを覚えています。
伊坂幸太郎さんと西加奈子さんが大好きで、全作品を読みたいと思っているのですが、2人とも作品の数も多いし、新作を出すペースも早いので、なかなか追いつけません。伊坂さんの小説は、会話のリズムなどがしっくりと心地いいし、西さんの文章は温かくてまあるくて大きくてーー。西さんの小説のような人間になりたいとさえ思ってしまいます。
これまでは小説を読むことが多かったのですが、最近は人にすすめられたり、本屋で見つけたりして実用書も読むようになりました。特に影響を受けたのは、出演したドラマの原作でもある『新装版LOVE理論』。「うわっつらKINDNESS理論」や「綱吉理論」など興味深いワードが並び、読むと「なるほど!」とうなずけます。恋愛について書かれていますが、人間関係にも役立つ理論が満載です。『新装版LOVE理論』の著者、水野敬也さんにすすめられて読んだのが、ビートたけしさんの『間抜けの構造』です。どんな時も人生には「間」が大切だと教えられ、仕事をする上でとても役に立ちました。
来年の僕の目標は「挑戦」です。その第一歩として、1月15日(日)から赤坂ACTシアターでミュージカル「ロミオ&ジュリエット」のロミオに挑みます。シェークスピアのセリフはすごくおしゃれでロマンチック。ミュージカルは、原作と少し異なる部分もありますが、僕が歌う純粋で美しいロミオのセリフを聴きに、劇場に足を運んでもらえたらうれしいです。
大野さんありがとうございました!本を読みたくてウズウズしてきたニャ~!
いよいよあなたのラッキーアイテムを占うニャ!候補はこの2つニャ!
今回ご協力いただいた大野拓朗さんの写真集なのニャ!日本のみならず世界中で活躍する写真家・レスリー・キーさんとスペシャルタッグを組んで「生まれ変わる」をテーマに最先端のアートヌード&ファッションポートレートを表現したのニャ。ほれぼれするニャ~!
気になる本が多過ぎて迷うニャ~・・・。そんなあなたにお年玉なのニャ!皆さんはどんな本を買うのかニャ??
いよいよラッキーアイテム占いのはじまりニャ!
結果はシェアしてお友達にもラッキーを分けてあげてニャ~