エンタメ
相武紗季の父親が本をプレゼントし続けた理由とは?
女優として輝き続ける相武紗季さん。子供の頃はお父さんが毎月5冊も本をプレゼントしてくれていたそうです。
提供:東洋経済新報社/ぴあ
エンタメ
女優として輝き続ける相武紗季さん。子供の頃はお父さんが毎月5冊も本をプレゼントしてくれていたそうです。
提供:東洋経済新報社/ぴあ
朝日新聞で連載中の「吾輩は猫である。」そのキャラクター「マダニャイ」が2016年の出版界とエンタメ界を振り返ります。今回は「ご自身の読書」について女優の相武紗季さんにお話を聞きました。最後にはあなたのラッキーブックがわかる占いも!ぜひ奮ってご参加ください。
私が演じるのは、阿部寛さんが演じる主人公の陽平が通う料理教室の仲間、門倉すみれという婚約中のOLです。一緒に料理を作ったり、それを食べながら陽平の悩みを聞いたりするのですが、現場もワイワイと本当に楽しくて。映画では料理が気持ちを伝えるカギにもなっていますが、おいしいもの、手作りのものの力って結構偉大ですよね。私もたまに、お菓子を作ってスタッフに配ったりしますが、みんな喜んでくれるので、作った私も幸せな気持ちになります。
仕事の脚本をワクワクしながら読めるのは、これまで多くの本と出会ってきたことが大きいと思います。子どものころは、父が毎月5冊くらい、本をプレゼントしてくれました。「勉強はしなくてもいいけど、本を読めばボキャブラリーも豊かになるし、世界が広がるよ」ということだったのかもしれません。そのおかげで、読書は趣味のひとつになりました。本屋さんでは、好きな作家のコーナーに行ったり、ポップを見ながら単行本を選びます。単行本は装丁もきれいだし、適度な重さとボリューム感が「読むぞ」という気にさせてくれるんです。