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エンタメ

相武紗季の父親が本をプレゼントし続けた理由とは?

女優として輝き続ける相武紗季さん。子供の頃はお父さんが毎月5冊も本をプレゼントしてくれていたそうです。

提供:東洋経済新報社/ぴあ

目次

朝日新聞で連載中の「吾輩は猫である。」そのキャラクター「マダニャイ」が2016年の出版界とエンタメ界を振り返ります。今回は「ご自身の読書」について女優の相武紗季さんにお話を聞きました。最後にはあなたのラッキーブックがわかる占いも!ぜひ奮ってご参加ください。

女優として引っ張りだこの相武さん。最近はどんなお仕事をされているのかニャ?

ぜひ両親に見てほしい大人のラブストーリー

1月28日公開の映画『恋妻家宮本(こいさいかみやもと)』に出演しています。子どもが巣立って2人だけの生活になる夫婦を描いているのですが「恋妻家」をキーワードに作品を撮る遊川和彦監督はロマンチストでステキだなと思って。「恐妻家」と音は似ているけれど、あらためて「妻に恋する」夫の映画って、いままであまりなかったように思います。

 私が演じるのは、阿部寛さんが演じる主人公の陽平が通う料理教室の仲間、門倉すみれという婚約中のOLです。一緒に料理を作ったり、それを食べながら陽平の悩みを聞いたりするのですが、現場もワイワイと本当に楽しくて。映画では料理が気持ちを伝えるカギにもなっていますが、おいしいもの、手作りのものの力って結構偉大ですよね。私もたまに、お菓子を作ってスタッフに配ったりしますが、みんな喜んでくれるので、作った私も幸せな気持ちになります。

好きな作家やシリーズは単行本で読破したい

 仕事の脚本をワクワクしながら読めるのは、これまで多くの本と出会ってきたことが大きいと思います。子どものころは、父が毎月5冊くらい、本をプレゼントしてくれました。「勉強はしなくてもいいけど、本を読めばボキャブラリーも豊かになるし、世界が広がるよ」ということだったのかもしれません。そのおかげで、読書は趣味のひとつになりました。本屋さんでは、好きな作家のコーナーに行ったり、ポップを見ながら単行本を選びます。単行本は装丁もきれいだし、適度な重さとボリューム感が「読むぞ」という気にさせてくれるんです。

上橋菜穂子さんのファンタジーが大好きで、最近は『獣の奏者』にはまりました。米澤穂信さんの『王とサーカス』、和田竜さんの『村上海賊の娘』も、今年読んで印象に残っている本です。実家に帰る新幹線の中で本を読むことが多いのですが、実家に帰って姉や母と「これが面白かったよ」「これ読んでみたら」と情報交換するのも、とても楽しい時間です。
相武さんありがとうございました!本は新しい世界に連れて行ってくれるのニャ。
いよいよラッキーブック占いのはじまりニャ!
結果はシェアしてお友達にもラッキーを分けてあげてニャ~

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