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白シャツ、漂白したのに「ピンク」になった! 原因と対処方法聞いた
白シャツを漂白剤で洗ったら、なぜか「ピンク色」に染まってしまった…! そんなハプニングが、たびたびSNSで報告されています。花王に原因と、応急処置について聞きました。
投稿した画像には、襟周りを中心に真っピンクに染まった白シャツ。こんな状態になったら、諦めてしまいそう…。
「あきらめないでください」
アタック公式は鼓舞します。「洗剤につけ置きして何度かもみ洗いを繰り返せば元に戻る可能性が高いです」
原因は「服についた日焼け止めと反応してそうなった可能性があります」とのこと。
この投稿には、「赤くなった謎が解けました!」「汗で変色したのかと思っていた」「1週間前に知りたかった…ピンクになったTシャツ捨てちゃった」「諦めない心が大事ですね」など、反響を呼びました。
真っ白なTシャツを漂白剤で洗ったら桃色になった。これは服についた日焼止めと反応してそうなった可能性があります。
— 花王 アタック(お洗濯全般) (@kao_attackjp) June 24, 2024
洗剤につけ置きして何度か、もみ洗いを繰り返せば元に戻る可能性が高いです。これから日焼け止めを使うことも多くなると思いますが、これを思い出して、あきらめないでください。 pic.twitter.com/nrLxFfeUDX
花王に、白くするための〝漂白剤〟により、ピンク色になってしまう理由を聞きました。
それによると、衣類に付着した日焼け止めに含まれている成分の一部が、白物衣類を漂白するのに使う「塩素系漂白剤」と反応してしまい、ピンク色になってしまうとのこと。
応急処置として紹介された「つけ置き洗い」については、「一般的な通常の洗剤を使って頂いて問題ございませんが、アタックZEROなど洗浄力の高い濃縮タイプのものがおすすめ」だそうです。
《・塩素系漂白剤で漂白した直後は、水ですすぎ、しぼってから、ピンク色になった箇所に濃縮洗剤の原液をまんべんなく塗って、5~15分置く
・生地をいためないように、もみ洗いして、よくすすぐ
・1度で落ちない場合は、もう一度くりかえす》
日焼け止めが活躍する季節。白シャツもファッションアイテムとして欠かせません。
ピンクにしないための予防方法はあるのでしょうか。
首や腕に日焼け止めをつけると、衣類にもついてしまいがち。
《脱いだら早めに洗剤で洗いましょう。(日焼け止めが)ついた箇所を部分洗いするとより効果的です》
《すべての日やけ止めで上記の変色が起こるわけではありませんが、日やけ止めが付着した衣類には塩素系漂白剤のご使用を避けることをおすすめします。日やけ止めの注意表示もご確認ください》
今回のアタック公式の投稿は、100万回表示されるなど話題になりました。
「これまでもXで、日焼け止めが原因で白い洋服を桃色にしてしまい、お困りになっていたりする様子を拝見することがありました。これから夏の日差しも本格化する季節を迎えますので、ぜひ気をつけてほしい、もし桃色になってしまってもあきらめないでほしい、という気持ちから投稿致しました」
投稿のコメントには、シャツがピンクになったという失敗談も集まりましたが、アタック公式は「だまされたと思って一度お試しください」などと勇気づけており、「返信全般が優しい」と反応がありました。
アタック公式は製品情報だけでなく、暮らしの役に立てる洗濯情報全般を発信しており、「お客様とのコミュニケーションの場にしていきたい」と運用しているそうです。
「これからも、お客様とともに時を過ごし、暮らしに寄り添った情報発信をしていければと思います」
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