ネットの話題
「なぜ作ろうと思った!」〝割るのに失敗した割り箸〟をぬいぐるみに
なんてシュールな!
割り箸が左右対称に割れなかったときって、ちょっと悲しい。そんな「小さな絶望」を表現したぬいぐるみが、SNSで話題です。「なぜそれを作ろうと思った」「愛すべきクリエイターさんやで…」と一目置かれています。
話題になっているのは、ぬいぐるみ作家のまこすんさん(@makosun3939)が作った「小さな絶望」のぬいぐるみシリーズです。
4月下旬、まこすんさんがX(旧Twitter)に「割るのに失敗した割り箸」を投稿すると、「着眼点がすごすぎます」「なんてシュールなぬいぐるみww」といったコメントが寄せられ、いいねは5万を超えました。
まさか失敗した割り箸をぬいぐるみにするなんて。見る人を驚かせるアイデアは、「誰でも経験したことのあるクスッと笑えるものを考えた時に思いついた」そうです。
ぬいぐるみは長さ約15センチ。30分ほどで作ったといいます。
2、3年前からぬいぐるみ作家として活動するまこすんさん。普段はアートイベント「デザインフェスタ」に出展したり、ハンドメイドマーケットなどで販売したりしているそうです。
幼い頃から手芸や工作に打ち込み、祖父母に自作の絵本や作品をプレゼントしては喜ばれていました。
「昔から誰かを笑わせることが好きだったので、その気持ちで創作活動を続けている」と話します。
「小さな絶望」のぬいぐるみシリーズは、「割り箸」のほかにも「カバンの底でつぶれたおにぎり」や「割れたファンデーション」「泡の多すぎるビール」「ふきこぼれ鍋」「こちら側のどこからでも切れます。が切れない」など16種類にものぼります。
「ちょっと変わったものを作りたい」と、自身の「小さな絶望」経験をもとに「カバンの底でつぶれたおにぎり」を作ったところ、予想以上の反響だったためシリーズ化しました。
「小さな絶望」シリーズのほかにも、「冷凍ごはん」や「納豆」、「くちばしが成長したキウイ」、「チョコミンゴ」(チョコミント色のフラミンゴ)など、計30種類ほどユニークなぬいぐるみを作っています。
今後は個展も開きたいと話すまこすんさん。「たくさんの人に私のぬいぐるみで笑顔になったり、元気になってもらえるとうれしいです」
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