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6歳の〝手書きカレンダー〟にほっこり 数字の勉強「いい思い出」に
「8はどうやって書くんだっけ?」
6歳の娘が書いたカレンダーが「シンプルで最高にかわいい」ーー。世界に一つだけのオリジナルカレンダーがSNSで話題になりました。投稿した母親は、「見るたびにほっこりしている」と話します。
「むすめに書いてもらったシンプルで最高にかわいいカレンダー」
1月上旬、そんなコメントとともに、味のある文字で日付が書かれたカレンダーの画像がSNSに投稿されました。
「かなり良いデザイン」「すごいアイディア」「商品化して欲しいくらいとてもかわいい」などと反応が寄せられ、「いいね」は3.8万を超えています。
投稿した母親のたかしおさん(@takashio_mom)によると、カレンダーは幼稚園年長の長女(6)の手作りだそうです。
予定を書く欄がなく、日付のみのシンプルなカレンダーを探していたたかしおさん。しかし、市販のカレンダーではなかなか好みに合うものが見つからず、「いっそ自分で書いて作ろうか……」と思ったそうです。
そんなとき、ちょうど数字を書く練習をしている長女を見て、「娘に書いてもらったらすごくかわいいものができあがるかも!」とひらめきました。
「新しいカレンダー作りたいから数字書いてくれる?」と伝え、一緒にカレンダーを作ることにしたそうです。
カレンダーを作るために使ったのは、iPadのお絵かきアプリ。ベースとなる枠組みをたかしおさんが用意し、その枠内に数字や曜日のアルファベットを書いてもらったといいます。
長女は市販のカレンダーをお手本にしながら、「8はどうやって書くんだっけ?」とたかしおさんに聞いていたそうです。
「特に8と9を書くスタート位置が難しかったようで、隣でお手本を書きながら教えてあげました。娘も数字を声に出しながら書いていて、楽しそうにしてました」
カレンダーはB4サイズで印刷し、一回り小さく切ってクラフト紙に貼りました。その後、マグネットがついたウォールバーで壁掛けにしたそうです。クラフト紙とウォールバーは100円ショップで購入したといいます。
できあがったカレンダーを見て長女は「いい感じにできたね!」と話していたそうです。
SNSでは、「作りたい」という声もたくさん届きました。今回はiPadを使いましたが、たかしおさんは次のようなやり方でもできると話します。
(1)A4用紙などに親が濃いペンで枠組みを書く
(2)その上に白い用紙を重ねてテープなどで固定する
(3)透けて見える枠内にお子さんに数字を書いてもらう
リビングのテレビ横の壁に飾られているというカレンダー。「毎日目が行く場所なので、見るたびにほっこりしている」と話します。
長女の手書きカレンダーは2月分まで書いてもらっているといい、「3月以降は、娘が書いてもいいと言ってくれたらお願いしようと思います」とたかしおさん。
「もしかしたら我が家のカレンダーは、一年中2月のままになっているかもしれません」と笑います。
SNSで多くの反響が届いたことについては、「とても驚きましたが、娘の書いた文字にお褒めの言葉や、『作りたい!』などのご意見をいただき、私自身もすごくうれしかったです。それも含めて良い思い出になりました」と振り返りました。
むすめに書いてもらったシンプルで最高にかわいいカレンダー🥹 pic.twitter.com/ky700Q3P4O
— たかしお (@takashio_mom) January 8, 2024
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