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「お父さんの誕生日教えて!」 聞かれた10数分後、スマホに通知が

感心しつつも息子を諭したという父に話を聞きました

大村さんのスマホに届いた通知
大村さんのスマホに届いた通知 出典: 大村卓さんのツイッター

目次

 小学6年生の息子から「お父さんの誕生日教えて!」と尋ねられた父。プレゼントでもくれるのかと思いきや、10数分後にスマホに届いたのはNintendo Switchの「みまもり設定」の解除を試みた通知でした――。そんなつぶやきが注目を集めています。感心しつつも息子を諭したという父に話を聞きました。

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「お父さんの誕生日教えて!」


 デザインに関することや子どもとの関わりについてツイッターに投稿しているデザイナーの大村卓さん。

 6月下旬、小学6年生の息子から「お父さんの誕生日教えて!」と尋ねられたそうです。

 それを聞いて「まだ父の誕生日を知らないのかな」と思った大村さん。

 何かプレゼントでも用意してくれるのかな、と好意的に解釈して誕生日を伝えました。

 それから10数分後、大村さんのスマホに「間違った暗証番号が入力されました」と通知が届きます。

 Nintendo Switchの「みまもり設定」の解除を試みて失敗したという内容です。

 決められたプレイ時間を超えて制限がかかり、解除するための暗証番号として父の誕生日を入力したようです。

 大村さんは、届いた通知のスクリーンショットとともに一連の経緯をツイッターに投稿。

 すると「賢い」「うちは母の誕生日でした」といったコメントが寄せられ、いいねは14万を超えています。

父に聞きました


 通知を見た瞬間の思いについて、大村さんはこう振り返ります。

 「『あ、また突破しようとしてるな』と思った直後に、『さっき誕生日を聞いたのはそれだったのか、クッソ』と思いました。良い悪いは別として、だいぶ知恵をつけてきたな、とある意味成長を感じました」

 通知が届いたことを息子に伝えたところ、「ダメか」と苦笑いしていたそうです。

 その後、以下の3点を息子に伝えたといいます。

 ・良い悪いは別として、自分のやりたいことのためになんとかしようと頑張る姿勢は評価する

 ・誕生日など推測されやすい数字を暗証番号にするわけないし、してもいけない

 ・今回は家族内かつゲームの時間制限に関することだったが、お金や他者に関することで暗証番号やパスワードの解除を試みることは犯罪なのでしてはいけない

 ツイートが注目を集めたことについては、こう話します。

 「賛否の声や同じような親の体験、色々な方法で突破を試みた子ども側の体験など、いろんな反応があって興味深かったです。参考にしたいと思います」

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