ネットの話題
発電所が「こけし」になってる 頭が発電機、胴体はタービンなんです
電源開発株式会社に経緯を聞きました
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電源開発株式会社に経緯を聞きました
更新工事を終えて営業運転を開始した「鬼首地熱発電所」(宮城県大崎市)。発電機とタービンに「鳴子こけし」があしらわれており、ネット上で注目を集めています。電源開発株式会社に経緯を聞きました。
1975年に運転を開始し、建て替えのため2017年から停止していた鬼首地熱発電所。
更新工事を終えて今月2日から営業運転を開始しています。
地下約1500mから熱水と蒸気を取り出し、分離した蒸気でタービンを回して発電。
出力は1万4900kWで、年間発電量は一般家庭約2万7千~3万世帯分を見込んでいます。
そんな発電所の発電機とタービンには、地域の伝統工芸品である「鳴子こけし」があしらわれています。
発電機のカバーに頭部が、タービンのカバーに胴体が描かれています。
ニュースで紹介されると、ネット上では「エイプリルフールネタだと思ってた」「これ最終的に起き上がって戦うんですよね」といったコメントが寄せられ、注目を集めています。
鳴子こけしをあしらった理由について、電源開発の担当者はこう説明します。
「地域に根ざした発電所として、貢献できることはないかと考えて実施しました」
今回の取り組みを第1弾として、さらなる地域貢献策を検討していきたいとのことでした。
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