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りんご一緒にたべる? 直立レッサーパンダ、着ぐるみにしか見えない

手に持っているリンゴを「食べる?」と言わんばかりの表情です。

見事な直立姿勢でリンゴを差し出しているようなしぐさが何とも可愛らしいリーファ
見事な直立姿勢でリンゴを差し出しているようなしぐさが何とも可愛らしいリーファ 出典: 豊橋総合動植物公園のツイッター

目次

 後ろ脚で直立するレッサーパンダ。手に持っているリンゴを「食べる?」と言わんばかりの表情で差し出している写真が、ツイッターで話題になっています。投稿した動物園を取材しました。

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レッサーパンダのリーファ
レッサーパンダのリーファ 出典: 豊橋総合動植物公園提供

「絶対、中に人が入ってますよね」


 愛知県豊橋市にある豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)。

 そのツイッターアカウントが25日、こんなつぶやきを投稿しました。

 「りんご一緒にたべる?」

 添付された画像に写っているのはレッサーパンダで、見事に後ろ脚だけで直立しています。

 左前脚でリンゴのかけらを持っている姿が、まるで「食べる?」と差し出しているように見えます。

 このツイートに対して、「絶対、中に人が入ってますよね」「こんなにしっかり立ってるなんてウソでしょう?」といったコメントが寄せられ、いいねは4万を超えています。

3歳のリーファ


 のんほいパークで飼育されているレッサーパンダは、ショウショウ(オス、4歳)とリーファ(メス、3歳)。今回写っていたのはリーファです。

 パークの獣医師・吉川雅己さんによると、リーファが直立するようになったのは昨年秋ごろ。

 体重測定の際、上手に量れた時にご褒美としてリンゴを与えるようにしたところ、エサがもらえると思って2本脚で立つようになったそうです。

 ササを食べる時や周囲の様子を確かめる時などに立ち上がる習性があるそうですが、姿勢よく30秒以上も維持できるのは珍しいそうです。

体重計の上でリンゴを食べながら、器用に後ろ脚2本で立っているリーファ
体重計の上でリンゴを食べながら、器用に後ろ脚2本で立っているリーファ 出典: 豊橋総合動植物公園のツイッター

世の中の人にとっては


 「もともと立つのは上手でしたが、妊娠した時に確認したり触ったりできるように毎日トレーニングをしていて、その時の様子を撮影したものです」と吉川さん。

 今回の写真は、「食べる?」と差し出してきたわけではなく、ちゃんと立ったご褒美としてリンゴをもらったタイミングで撮影したものだそうです。

 人間が入っているみたいと話題になったことについては、「見慣れている私たちには当たり前の光景だったので、世の中の人にとってはビックリすることなんだなと、改めて感じました」。

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