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「人見知り」克服するには? NMB48城恵理子さんが意識すること
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新しく習い事やサークル活動を始めたり、野外イベントに出かけたり、秋は出会いがたくさんある季節。学校など今いる場所とは別に新しい友達をつくる良い機会でもありますが、「私人見知りだから……」という人は、息苦しい思いもするかも。そんな時どうしたら? 大阪を拠点に活動するアイドルグループNMB48の人気メンバーで、「自称人見知り」の城恵理子さん(19)と考えてみました。
――インターネットの検索サイトで「人見知り」と打ち込むと、「克服」「原因」という予測ワードが出てきます。人見知りで悩む人は多いみたいですね。
私もこう見えて人見知りです。今年の目標は「人と話す」。でも、6月のAKB48の総選挙の時は一言も話さなかったんですよ。
――え! 同じアイドルグループなのに。
知らないメンバーが多いんですよ~。NMB48メンバーはNMBっていう共通点があるけど、AKBはほんと人が多いので。ちょっと前だったら事務所の後輩からご飯に誘われても断ってたくらい、本当に人見知りなんです。克服しなくちゃと思っていて、最近はなるべく誘われたら行くようにしているんですけど……。
――アイドルって初めて会う人ともフレンドリーに接しているイメージです。
私は完全にSNSの力に頼っています。ツイッターとかで「このアイドルが好き」「このアニメにはまっている」と発信すると、同じことに興味を持っている人が反応してくれる。それがきっかけで握手会に来てくれる人もいます。共通の話題があれば、初めて会った人同士でも会話できる。
初めての人に会う時ってちょっと緊張しますよね。「何を話したらいいかわからない」「お互い無言になったらどうしよう」って、不安になっちゃう。まずは共通の話題で話を振って、会話の中から共通点を探っていくようにしています。
――なるほど。事前にSNSでつながっていなくても、参加したイベント、学生さんならその日の授業や先生ネタなど、つかみの共通の話題はまずは何とか見つけられそうですね。他に城さんが心がけていることはありますか?
あと、気をつけていることは笑顔! 目が合ったらこんな感じ(にっこり)。
――かわいい!
いやぁ、私ほんとダメなんです。ファンの方からも後輩からも「話しかけづらい」「顔が怖い」ってよく言われちゃうんです。
ちょっとリラックスしたり気が抜けたりすると、すぐ真顔になるんですよね。プライベートで外歩いている時とか、リラックスしてるから真顔になるじゃないですか。最近もファンの方から「城ちゃんめっちゃ怖い顔してたから話しかけるのやめといた」って言われて。意識して口角を上げるようにしてるんです。普段から話しかけやすい雰囲気って大事だと思います。
私、12歳でNMB48に2期生として加入したんですけど、1度辞めたことがあるんです。いろんなプレッシャーに負けて、ストレスを全部自分の中にため込んで、メンバーへの甘え方もわからなかった。
復帰後、メンバーが受け入れてくるか不安で、しばらくはぽつんとしていました。でも勇気を出して話しかけてみると、みんな受け入れてくれました。
――つらい時はなかなか笑顔になれなかったかもしれませんね。
真顔の人よりは、笑顔の人に話しかけようって思いますよね。きっと誰でも。
――人見知りのメンバーって他にもいるんですか?
います! 森田彩花ちゃんも人見知り。でもすっごく仲良し。あれ? 井尻晏菜ちゃん、太田夢莉ちゃんとも仲良しなんですけど……。みんな人見知り。そうか、人見知り同士の方が仲良くなれるかもしれない。
――なるほど、人見知りっていう共通点もありますね。
人見知りの人って、話しかけられたらうれしいんですよ。そうか、話しやすい雰囲気は大事だけど、無理して自分を明るくみせなくても、自分らしさを大事にしていたら本当の友達ができるのかもしれない。
笑顔で柔らかいオーラを作って話しかけてもらうのを待つのもアリ、共通の話題を見つけて話しかけていくのもアリ。大事なのは自分らしさ。私も努力は重ねつつ、こんな自分も大事にして頑張ります! にこっ(笑)。
◇ ◇ ◇
じょう・えりこ 1998年、兵庫県出身。12歳でNMB48の2期生として加入し、13歳の時に「学業専念」を理由に1度卒業。14歳で復帰し、現在はバラエティーやドラマでも活躍中。
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