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『いいじゃない 通貨も彼女も 仮想でも』 オタク川柳の入賞作決定
「オタク川柳大賞」の入賞作品が本日発表されました。
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「オタク川柳大賞」の入賞作品が本日発表されました。
「オタク川柳大賞」の入賞作品が本日発表されました。主催者が「オタクの高齢化を感じる」と話す今年の傾向について、話を聞きました。
オタク川柳を企画しているのは、インターネットのプロバイダー業を主力とする「インターリンク」(東京都豊島区)です。
オタク川柳は2005年から始まり今回が13回目。寄せられた11762句のうち、最終選考に残った20句に対して、ユーザーからの投票で入賞作品を決めました。
「何を言っているのかよくわからない」という人のために、社長の横山正さんが解説をブログで公表するなど、オタク以外でも楽しめるように工夫しています。
上位3作品は以下の通り。横山社長の解説付きで紹介します。
インターリンクの広報担当者は、今回の特徴について「例年はその年のブームとなった物事を取り入れた句が人気だったのですが、今回はオタクの高齢化を感じます」と話します。
「ネ申(1位)の句『いいじゃない 通貨も彼女も 仮想でも』にしても、仮想通貨の取引口座くらい持ってみるのが大人の嗜みとも言える昨今、大人の句と言えます」
「2位にランクインした『アイドルに MajiでKoiする 50前』は、今から22年も前の広末涼子さんの1作目のシングル『MajiでKoiする5秒前』のパロディですし、『厨二病 完治せぬまま 成人病』が3位に入るなど、オタクの高齢化を連想する内容が人気を集めました」
敗者復活枠としてエントリーされた『Wi-Fiが ないなら家に 帰ります(智鈴:40代)』が7位に入ったのは予想外だったといいます。
「無駄がないそのままストレートな句が敗者復活で上位に入選したのは意外でした。今後も見落とされた名作がないか入選作以外も毎年注目していきたいと思います」
これからのオタク川柳については、「高齢化するオタクを大切にしつつ、フレッシュな若いオタク層も取り込んでいきたいです」と話していました。
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