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野生タヌキが住み着いた動物園! 多摩動物公園の驚くべき実態とは?
多摩動物公園で開催されている「企画展タヌキ」が、ネット上で注目を集めています。
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多摩動物公園で開催されている「企画展タヌキ」が、ネット上で注目を集めています。
多摩動物公園で開催されている「企画展タヌキ」が、ネット上で注目を集めています。園内に野生のタヌキが出没することに驚いた人が多いようで、中にはそのまま飼育されることになった個体もいるそうです。担当者に詳しく話を聞きました。
今月3日にツイッター投稿された画像。そこには園内に貼り出された紙が写っています。
「職員は見た 野生のタヌキ!」と題した文章で、職員112人に聞いたところ、60人が目撃経験ありと答えたと書かれていて、コメントも列挙されています。
この投稿に対するリツイートは4千、いいねは6千を超えています。
多摩動物公園では3月13日まで「企画展タヌキ」を開催しています。戌年にちなんで、イヌ科であるタヌキを特集しているそうで、話題の貼り紙もその一環のようです。
「伝説の多いタヌキですが、実は里山だけでなく都会にも生息している身近な動物です。そのことを知ってもらいたくて企画しました」と話すのは、教育普及係長の天野未知さん。
企画展では、週刊誌のスクープ風にタヌキの真実を紹介。パネルや映像だけでなく、頭骨や剥製(はくせい)も展示しています。
なぜ多摩動物公園にタヌキが現れるのか?
「周囲の里山的な環境など、タヌキの生息地の中に動物園があるというのが考えられます。個体識別はしていませんが、カメラに写った映像からも1頭や2頭ではない数のタヌキが園内に生息しているようです」と天野さん。
職員アンケートの結果にもあるように、タヌキ山に自ら入ってきて、そのまま飼育されることになった個体もいるそうです。
「会場では、号外『タヌキ山攻略ガイド』『野生のタヌキと出会うには?』も配布しています。今度はみなさんが野生のタヌキに会いに行ってみませんか」と天野さんは話します。
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