話題
LEGOカタログ、「男の子・女の子」で分けない訳 担当者に聞きました
デンマーク発祥のブロック玩具「レゴ」。その商品カタログがネット上で話題になっています。
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デンマーク発祥のブロック玩具「レゴ」。その商品カタログがネット上で話題になっています。
【ネットの話題、ファクトチェック】
デンマーク発祥のブロック玩具「レゴ」。その商品カタログがネット上で話題になっています。「男の子向け」「女の子向け」といったカテゴリー分けではなく、テーマごとに分かれていることを評価する声が上がっているのです。レゴジャパンに話を聞きました。
「レゴ シティ」などのオリジナルだけでなく、「スター・ウォーズ」「バットマン」などとのコラボ商品も展開しているレゴブロック。今年4月には、テーマパーク「レゴランド・ジャパン」が名古屋市に開業予定です。
そんなレゴのカタログが、今月に入ってツイッター上で話題になっています。
カテゴリーが性別ではなくテーマで分けられていることに触れたつぶやきが投稿されると、「好きや興味で選べるようになるのが一番いいよね」「そういうのもっと増えたらいいな」といった反応が寄せられ、リツイートが1万近くになっている投稿もあります。
なぜ男の子・女の子といったカテゴリー分けをしていないのか? レゴジャパンのマーケティング担当者に話を聞きました。
――カタログのカテゴリー分けについて教えてください
「2017年のカタログは、4歳以上のお子様向けを『ヒーロー編』『なかよし編』に分けています。『男の子向け』や『女の子向け』といった分け方はしていません。2014年に一度、片面の表紙に『女の子向け』というコミュニケーションをしたことがありましたが、性差なく選んでいただけるよう表記を中止しました」
――性別で分けない理由は
「弊社の商品は、性差なくお子様たちに遊んでいただいています。性別によるカテゴリー分けではなく、自分が好きな世界を自由に選んでいただければと思い、『ヒーロー編』『なかよし編』という名称にしています」
――世界共通なのでしょうか
「各国により少しずつカタログの仕様が違いますが、どの国でも男の子向け・女の子向けという表記はしていません」
――ツイッターで話題になっています
「みなさまに好意的に受け取っていただき、大変光栄に感じています」
――ユーザーに向けてメッセージがあれば
「私たちレゴには数多くのカテゴリーや、テーマに沿ったレゴブロックがあります。年齢にあわせて、お好みに合わせて、気分に合わせて、ご自分がお好きな世界を選び、自由に創造し、遊んでいただけることを願っています」
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