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11色のミッフィー、なぜ住宅展示場に? ミサワホームに聞きました
2015年に生誕60周年を迎えた人気絵本の主人公「ミッフィー」。そんな人気者が住宅展示場に複数置かれた画像がツイッター上で話題になっています。
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2015年に生誕60周年を迎えた人気絵本の主人公「ミッフィー」。そんな人気者が住宅展示場に複数置かれた画像がツイッター上で話題になっています。
【ネットの話題、ファクトチェック】
2015年に生誕60周年を迎えた人気絵本の主人公「ミッフィー」。そんな人気者が住宅展示場に複数置かれた画像がツイッター上で話題になっています。原作と違って単色で、色違いの11体が並んでいます。ちょっと変わったミッフィーが、なぜ住宅展示場に置かれているのでしょうか? 設置したミサワホームに話を聞きました。
今月12日、ツイッターに「最近の感動はミサワホームのミッフィーの使い方」という文言とともに画像が投稿されました。住宅展示場と思われる場所に、白や黒、グレーなどすべて異なる色のミッフィーが11体並んでいます。
この画像に対して「かわいい」「激しく欲しい」「ネット販売したら結構売れると思う」といったコメントが寄せられ、「いいね」は3万1千を超えています。
そもそも、ミサワホームとミッフィーにはどんな関係があるのか? ミサワホームの広報担当者は、こう説明します。
「1989年からイメージキャラクターとして起用しています。『子どものための住まいづくり』をテーマにしている会社なので、子どもを中心に人気のあるミッフィーはピッタリ、というのが理由です」
なぜ住宅展示場にずらりと並べたのか? この点については「外壁のカラーサンプルで、素焼きの人形に自社工場で色づけしたものなんですよ」と教えてくれました。
このミッフィー人形、2015年にミサワホームが協賛した「ミッフィー展」に関連して開かれたイベント「ミニ・アートパレード」で使われたものが元になっています。
「ミニ・アートパレード」は、約15cmの真っ白な素焼きのミッフィーに絵の具やペンで自由に色づけをして、自分だけのミッフィーを作るというイベントで、その後もミサワホームの工場見学の際に同様の催しを続けていたそうです。
「カラーサンプルのミッフィーは、全国の住宅展示場のうち、鉄骨系住宅『HYBRID』がある15カ所ほどに設置しています。鉄骨住宅は、技術的な面などから男性に注目されることが多いのですが、女性やお子様に好評のミッフィーを起用することで、より多くの層に関心を持ってもらえるのではないかと思い、活用することにしました」と広報担当者。
設置から1年以上が経って話題になったことについては「たいへん驚いていますが、多くの方に関心を持っていただき、うれしいかぎりです」と話しています。
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