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「某神社では転落も」 ポケモンGO禁止、観光名所が再度のお願い
全国的に知られる香川の観光地、金刀比羅宮(ことひらぐう)が今月11日、境内に「ポケモンGO禁止 再度のお願い」と題した立て看板を掲げました。配信開始から3カ月半たった今、観光客への「再度のお願い」に踏み切った理由を聞きました。
金刀比羅宮は表参道から奥社まで、1368段もの急な石段が続くことで知られています。
看板は365段上ったところにある、大門の脇に立っています。高さ2メートル、幅1メートルほどの看板には次のように書かれています。
金刀比羅宮ではポケモンGO配信直後の7月下旬から、「参道、特に石段での歩きスマホは、つまずきや転落の恐れがあり大変危険」として、プレー禁止の看板を置いてきました。外国人観光客向けに英語の看板まで設置しています。
今回は以前からの看板を「再度のお願い」と書き換え、さらに強く禁止を呼びかけました。
その理由を広報担当者は「他の神社で、実際にプレーヤーの転落が起きたため」と説明します。看板にもその情報を盛り込みましたが、どこの神社かは「迷惑をかけてしまうので言えない」とのことでした。
金刀比羅宮では今のところ転落は無いそうですが、広報担当者は「禁止を呼びかけ続けて減ったとはいえ、まだプレーしている人を見かけます。看板にあるとおり、危険ですので境内でのプレーはご遠慮ください」と話しています。
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