IT・科学
クローンiPhone、LINEが対策 安心?それでも必要な注意点
タレント・ベッキーさんの不倫疑惑。情報流出の原因ではないかと指摘されていた「クローンiPhone」と呼ばれる抜け穴について、LINE社が対策をとりました。
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タレント・ベッキーさんの不倫疑惑。情報流出の原因ではないかと指摘されていた「クローンiPhone」と呼ばれる抜け穴について、LINE社が対策をとりました。
タレント・ベッキーさんの不倫疑惑。騒動は静まりましたが、致命傷となった、LINE画面が週刊誌に漏れた原因は謎のままです。そうした中、情報流出の原因ではないかと指摘されていた「クローンiPhone」と呼ばれる抜け穴について、LINE社が対策をとりました。本当に抜け穴はふさがれたのでしょうか?
LINE社によると、2月22日公開の最新版は「複数のスマートフォン端末からアクセスすることが不可能になりました」といいます。
もともとLINEは情報を守るため、登録した1台のスマホからしか、やりとりを見られない仕組みになっています。
ところが、iPhoneの中身を丸ごとバックアップして別のiPhoneに移し替えると、新旧両方の端末からやりとりが見られていました。
これが「クローンiPhone」と呼ばれる抜け穴です。万が一クローンが他人の手に渡ると、気づかずにLINEのやりとりをのぞき見される可能性があります。ツイッターでは、機種変更をして「偶然クローンができてしまった」とつぶやいている人もいました。
最新版を入れておけば、iPhoneのデータを新たな端末に移すと、古いiPhoneからはやりとりを見ることができなくなります。LINEをのぞき見られる、新たな「クローンiPhone」は作れなくなったわけです。
ただ、クローンによる危険性が、根絶できたわけではなさそうです。LINE社によると、最新版にしても、過去に既につくってしまったクローンからは、やりとりを引き続き見ることができるといいます。機種変更した古いスマホを、パスワードをかけずに放置しておくようなことは、控えたほうが良さそうです。
LINE社は「スマホ端末やパスワードの管理を今一度徹底して欲しい」と呼びかけています。
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