お金と仕事
シャーペン1本で描いたシャバーニ 20時間かけイケメンゴリラ再現
「イケメン」として有名な東山動植物園(名古屋市)のゴリラ「シャバーニ」をシャープペン1本で描いた絵が話題になっています。
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「イケメン」として有名な東山動植物園(名古屋市)のゴリラ「シャバーニ」をシャープペン1本で描いた絵が話題になっています。
「イケメン」として有名な東山動植物園(名古屋市)のゴリラ「シャバーニ」をシャープペン1本で描いた絵が話題になっています。作者は「Twitterを中心に女子中高生にカリスマ的な人気を誇るイラストレーター」という点しか明かされていません。このイラストは、文具メーカーが自社のシャープペンの性能をアピールするために企画したもので、制作過程の動画も公開されています。詳しく話を聞きました。
「イケメン」として有名なニシローランドゴリラのシャバーニ。ニーチェやダンテら偉人の名言を添えた異色の写真集が昨年発売されるなど、今最も注目を集めているゴリラです。
文具メーカー「ぺんてる」が公開した動画は、白紙の上でシャープペンをノックするところからスタート。目元から描き始め、鼻、口と進み、時折消しゴムや綿棒でぼかしを入れるなどしながら描いていきます。
実際にかかった時間は20時間ですが、動画は38秒にまとめられています。ネット上では「とりあえず絵がすげぇ」「生きているかのようにリアル」といった驚きの声が上がっています。
動画の中では「使った芯の数1本」「細さは、美しさだ。」「不思議なほど芯が折れないシャープペン」などと、使用した製品「オレンズ」の性能をアピールする説明も出てきます。
どうして、このような企画を思いついたのか? ぺんてるの担当者に聞きました。
――今回の企画を思いついたきっかけを教えて下さい
「文具業界では、『芯が折れないシャープペン』がブームになっています。オレンズは芯が折れないだけではなく、超極細芯という他社製品にない強みがあります。その強みを効果的に訴求できる題材として、シャープペン画を切り口にしようと考えました」
――動画の撮影やシャープペン画制作で苦労した点を教えて下さい
「イラストレーターは、いつもはPOPでかわいい絵を描くのが専門の方。たまに実写の女性アーティストや女優など、高精細なシャーペン画に挑戦することはあっても、ゴリラを描くのは初めての体験のため、どういう仕上がりになるか、描いてみないとわからないというところが最初の苦労でした」
――いざ描き始めてからは
「繊細で大量の毛並みを描いていくのがとにかく大変で、まさに忍耐の作業。総作業期間は5日間にわたり、その間、撮影スタッフはイラストレーターの集中を乱さないように、できるだけ作業部屋には入らず、一日一度のデータチェックの際に進行をチェックするという撮影スタイルをとりました。撮影もさることながら、20時間以上の映像をすべて確認しながら、1分以内に編集した点も苦労した点。まさに全員がアナログ的な手仕事でつくりあげた映像でした」
――イラストレーターが誰なのか秘密になっています
「近日中にメイキング動画を公開し、その中でイラストレーターの正体も明かす予定です。ぜひお楽しみにしてください」
――動画公開後の反響は
「日々、視聴回数も伸びております。また、WEBを中心とした各メディアに記事にしていただいており、SNSでの拡散も進んでいるようです。近々公開される神ワザ動画のメイキング編も、どうぞお楽しみください」
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