感動
「学校つらい子逃げて来て」鎌倉市図書館が感涙ツイート 職員の思い
「学校が死ぬほどつらい子は、図書館へいらっしゃい」。鎌倉市の図書館がつぶやいたツイートがネット上で拡散しています。
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「学校が死ぬほどつらい子は、図書館へいらっしゃい」。鎌倉市の図書館がつぶやいたツイートがネット上で拡散しています。
「学校が死ぬほどつらい子は、図書館へいらっしゃい」。神奈川県鎌倉市の市立図書館がつぶやいたツイートが話題となっています。いじめられている子どもたちに投げかけた言葉は、ネット上で「素敵」「なんと見事な文句」とリツイートされ続けており、26日朝から一気に2万リツイートを超えました。
もうすぐ二学期。学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい。マンガもライトノベルもあるよ。一日いても誰も何も言わないよ。9月から学校へ行くくらいなら死んじゃおうと思ったら、逃げ場所に図書館も思い出してね。
— 鎌倉市図書館 (@kamakura_tosyok) August 26, 2015
鎌倉市図書館wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
— HONDA (@honhondada) August 26, 2015
@kamakura_tosyok 先生や親に相談出来ず図書館が逃げ場で子供達の防衛線になっていますね。鎌倉市図書館のツイートは本当凄いです。教育委員会や一部教師もこの様な気概を持って欲しいものです
— NIXX (@matal5fum7315k1) August 26, 2015
鎌倉市図書館のツイート素晴らしい。学校だけが全てじゃないって当たり前なんだけど学生はなかなかそれに気付きにくい。さあラノベを読もう。
— 嗚呼 (@birdcagehageage) August 26, 2015
ツイートをしたのは鎌倉市図書館の職員、河合真帆さん(44)。話を聞きました。
ーー今朝のツイートがすごい拡散されています。
「昼ごろにチェックしたら2000リツイートぐらいされていたので、「これは大変なことになっている」と思います。普段こんなに読まれることはないので、ちょっとおびえています」
ーーどうして投稿を?
「先日、『夏休み明けに自殺をする子どもたちが多い』という報道を見まして。もうすぐ新学期が始まるから、と深い理由はなかったんです」
「あと、図書館学で紹介されている米国の図書館の『自殺したくなったら図書館へ』というポスターも頭にありました。図書館には色々なヒントがありますし、誰でも気軽に来られる。本を読まなくても気楽に過ごしていいんだよという思いを込めました。私も学生時代にいじめられた経験があるので」
ーーその時は図書館に助けられたのですか?
「いえ、そのころは図書館がこういう存在だとは知らなかったので、学校に行かなければと思っていました。だから、今の子どもたちには色んな世界があるんだよという選択肢の一つになればと思って」
ーーツイートの文体はいつもこのような感じですか?
「そうですね。私は2年ほど前からつぶやいていますが、やっぱり読んでもらってこそなので。くだけた文体で、事務連絡にならないよう自由にやらせてもらっています」
ーーあらためて、これだけ多くの人に読まれている感想を
「とってもありがたいと同時に、子どもの時に逃げ場がなくてつらかった人たちがいるんだなと思いました。繰り返しになりますが、図書館がつらい思いをしている子どもたちの逃げ場の一つになればと思っています。本を読まずに気楽に過ごしてもいいんです」
ネット上で広がり続ける共感の輪。乙武洋匡さんや堀江貴文さんもコメントを寄せています。
いいなあ。すごくいい。 うちの妻も子どもの頃は友達がいなくて、休み時間はずっと図書室にいたと言ってたな。 / 「学校が始まるのが死ぬほどつらい子は...」 鎌倉市図書館のメッセージに称賛の声 http://t.co/PVtcV3mNkp #NewsPicks
— 乙武 洋匡 (@h_ototake) August 26, 2015
いいね 鎌倉市図書館のツイートに称賛 「つらい子は図書館へ」 – LINE NEWS - http://t.co/ySxXZzOHwm
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) August 26, 2015
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