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大英博物館、最強のお土産は「アヒル」だった! 起源は19世紀?
大英博物館展の人気グッズ「ラバーダックス」は、本国でも人気のシリーズです。5種類あるうち人気1位はスフィンクス。その人気の秘密とは?
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大英博物館展の人気グッズ「ラバーダックス」は、本国でも人気のシリーズです。5種類あるうち人気1位はスフィンクス。その人気の秘密とは?
思わず手にとってしまうアヒルがいます。東京都美術館(東京・上野)の大英博物館展のグッズ「ラバーダックス」は、手頃な大きさと、展示物にちなんだ「コスプレ姿」が評判で、人気のお土産です。その人気の秘密とは?
「ラバーダックス」は、サムライダック、スフィンクスダック、ネイティブアメリカンダック、バイキングダック、ローマンダックの5種類があります。東京都美術館で開催中の大英博物館展のグッズコーナーで売られています。
「ラバーダックス」はロンドンの大英博物館でも人気のグッズで、今回、本国で売られているシリーズ全てを日本にも持ってきました。
5種類の中で最も人気があるのはスフィンクスです。「ラバーダックス」を担当するノムラデベロップメントによると、大英博物館でも最も人気のあるエジプトがモチーフであることが理由のようです。
2位はサムライダック。かわいいアヒルと甲冑のギャップが人気の秘密です。歴史に興味のある歴女と呼ばれる若い女性もよく買っていくそうです。
「断トツの人気の無さが意外でした」というのが、バイキングダックです。「ラバーダックス」の中で一番大きく、スフィンクスやサムライに比べ、迫力があり過ぎるのが原因みたいです。
本国でも人気の「ラバーダックス」。人気の秘密を本国の大英博物館に聞いてみました。
──ラバーダックスはいつごろ生まれたのですか?
「ラバーダックスは、ゴムの製造技術が発達した19世紀後半から、コレクターアイテムとして作られるようになりました。イギリスでは子どもたちだけでなく、すべての年代に受け入れられています。現在では、元々の黄色いアヒルだけでなく、たくさんの形のラバーダックスが生まれています。大英博物館では、2012年にシェイクスピアのラバーダックスも登場しました
A SHAKESPEARE RUBBER DUCK😂😂😂😂 pic.twitter.com/d3f7yAhMcv
— Dani Thomas (@dani_thomas) 2015, 4月 2
──大英博物館でもアヒルの売れ筋がトップですが、その理由は?
「人気の背景に文化的な理由はありません。ユニークで見ていて楽しいし、集めやすいからではないでしょうか」
──大英博物館のお店での売り上げランキングは?
「もっともよく売れているのはスフィンクスです。2位はローマン、3位はバイキング、4位にサムライ、5位がネイティブアメリカンです。スフィンクスがよく売れるのは、博物館がエジプトのコレクションで有名だからではないでしょうか。ローマンが2位に入っているのも、同じ理由です」