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東大美女図鑑に新作 「アイドルみたい」「比べませんよ」女子も注目
東大女子のイメージを変えたいと、学生らが作った「東大美女図鑑」。反響を呼び、3冊目が登場しました。女子人気も上がってきているそうです。
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東大女子のイメージを変えたいと、学生らが作った「東大美女図鑑」。反響を呼び、3冊目が登場しました。女子人気も上がってきているそうです。
「勉強ばっかりでプライドが高い」という東大女子のイメージを変えようと、同大の学生サークルが昨年、「東大美女図鑑」を作りました。反響を呼び、1千部作った前号は500部増刷。今年の東大五月祭で、3作目を発売しました。「図鑑」に登録されている東大女子の数も44人にまで増え、3作目には38人が掲載されています。
16日の五月祭初日、図鑑に登場する南雲穂波さん(21)は、クレープなどを売る模擬店の前で呼び込み。高校生や男子学生など、様々な人に一緒に写真を撮って欲しいと引っ張りだこです。工学部建築学科に所属し、昨年春から図鑑のモデルとして活動しています。「友達から見たよーって言われるとうれしいですね。もともと、授業も忙しいし、化粧もほとんどしたことがなくて、ジーンズにマスク。モデルのように撮ってもらえるので外見を意識するようになって、ちょっとはキレイになれたかなと思います」
教養学部文科Ⅰ類の里見麻祐さん(19)は、「親しい友人に『図鑑に載ることで、色々と言う人が出てくるかもしれないよ』と、反対されたんですが、やりたいことをできるのって大学の時だけだなと思って、サークルに参加しているうちに、なんとなく反対されなくなりました」。
編集長を務める文学部3年の越中裕太さん(20)によると、当初、図鑑を購入する人の男女比は8:2ほどだったのが、最近は女子の購入率が上がってきているといいます。「男子目線だけじゃなく、認知度が上がったきた影響なのかなと思っています」
その場で購入した会社員女性(27)は、東大近くに住む友人から「東大って実はカワイイ子が多いよ」と聞いていて、学園祭に遊びに来たと言います。「元々図鑑のことはネットニュースで読んだことがあって、あったら買おうと思っていました。自分と比べたりなんてしないですよ。勉強できてカワイイ、住む世界が全然違うアイドルみたいなものですね。実物もかわいかったです」
編集長の越中さんは「3作目ということで、今までとの違いを出そうと、見開きにして写真に迫力を出しました。今後も続けていくためには、新たなアイデアを出し続けないといけないと思います」と話しています。