IT・科学
自撮り棒、ニコンがついに自社開発 随所にカメラメーカーのこだわり
最近、人気の自撮り棒。ついに、ニコンが自ら開発した製品を発売しました。撮影に特化したその作りは、ニコンらしさがにじみ出る製品となっています。
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最近、人気の自撮り棒。ついに、ニコンが自ら開発した製品を発売しました。撮影に特化したその作りは、ニコンらしさがにじみ出る製品となっています。
最近は、日本人にも人気の自撮り棒。ついに、カメラメーカーの大御所、ニコンが自ら開発に乗り出した製品を発売しました。アルミニウムを主体にした堅牢な素材。シャッターの制御機能は省き、撮影という用途に特化したその作りは、ニコンらしさがにじみ出る製品となっています。
製品名は「N-MP001 (Selfie Stick)」。ニコンによると、自撮りブームを受け、同社でも約180度回転する液晶モニターが着いた「Nikon 1 J5」など、自撮りができるカメラを開発してきました。
最近は、自撮り棒のユーザーも増えていることを受け、今回、同社専用のアクセサリーとして「Selfie Stick」が開発されました。現在は、米国の「Adorama」と「B&H」のオンラインストアで注文を受け付けています。
ニコンの自撮り棒は、長さが220mmから最長734mmまで伸びます。重さは185gです。太さは最大24mmで、6段階で伸縮します。主な素材にはアルミニウムが使われています。
カメラメーカーとしてこだわったところは、その強度です。最大耐荷重は400gで、ウルトラロックと呼ばれる、カメラ用三脚に使用されているワンタッチの伸縮機構を備えています。これによって、安全性とスピーディーなセッティング、その両方を実現させています。
カメラメーカーではない他社の製品では、シャッターの制御機能が付いているものもありますが、ニコンの自撮り棒は、セルフタイマーでの使用のみ。あくまで、カメラ用品としての最低限の機能に絞ったいさぎよさで勝負をしてます。
現在、買えるのは米国のオンラインショッピングサイトですが、今後、ニコンの米国子会社「Nikon Inc.」のオンラインストアでも販売する予定です。日本での発売は未定です。