IT・科学
大水槽から水があふれる!京都水族館の演出に「スゲー」「行きたい」
京都水族館で展示中のプロジェクションマッピングを使った演出。水槽から水があふれ出すという、水族館らしからぬ発想が話題を呼んでいます。
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京都水族館で展示中のプロジェクションマッピングを使った演出。水槽から水があふれ出すという、水族館らしからぬ発想が話題を呼んでいます。
京都水族館(京都市)で展示中のプロジェクションマッピングを使った演出。水槽から水があふれ出すという、水族館らしからぬ発想が話題を呼んでいます。2012年、内陸の水族館としてオープンした京都水族館は、民間会社による運営で、次々と新しい企画を打ち出しています。
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Posted by 京都水族館 on 2015年4月23日
床まで届く大水槽のガラス、そこから波の音に合わせて水があふれ、思わず後ずさりするカップルたち・・・。京都水族館が3月から始めた3Dプロジェクションマッピングによる演出です。「展示の外の世界にも想像を膨らませてほしい」というコンセプトで、考えられました。
京都水族館では、3Dプロジェクションマッピングの演出手法を2014年11月から取り入れています。これまでは大水槽の前にスクリーンを設置し、投影した映像を通して中の様子を見る形でした。今回はプロジェクターを2台に増やし、壁面や床など、全方位に投影できるようにしました。
京都水族館は、JR京都駅の近く梅小路公園にあります。2012年に、京都市では初の本格的な水族館として生まれました。海に接していない京都市、海水は人工海水という海水の素を溶かした専用の水を使っています。オリックス不動産の子会社、オリックス水族館が運営する民間の水族館です。
京都は日本を代表する観光地です。神社仏閣だけでなく、たくさんの観光スポットがあります。京都水族館は、新参者の観光施設としてお客を呼び込むため、智恵を絞った企画を形にしてきました。
2013年8月には、館内のカフェで「アユの塩焼きホットドッグ」を発売。頭からほお張った時の塩味や香ばしさとパンの甘みがマッチすると、評判になりました。
2014年には、福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)と協力して、24種28点の古代生物の標本や化石を展示。水族館が飼育するペンギンや魚などの生物との違いがわかるような企画展を開きました。
プロジェクションマッピングの波は、「海の世界」へ誘う「想像の世界」への入り口になっているそうです。床に写しだされる波が「スイッチ的な役割」となって、観客の想像力を喚起する。そんな効果を狙っているそうです。
水槽から水があふれだす動画は、すでに10万回以上再生されています。フェイスブックやツイッターでは、「スゲー」「行きたい!」など感想が寄せられています。