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マグロ、ついに2匹に…死んだ個体どうなる?食べる?葛西臨海水族園
東京・葛西臨海水族園のクロマグロの大量死。2月25日に1匹が死に、2匹になりました。ところで、死んでしまったマグロは、どうやって処理されているのでしょうか?
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東京・葛西臨海水族園のクロマグロの大量死。2月25日に1匹が死に、2匹になりました。ところで、死んでしまったマグロは、どうやって処理されているのでしょうか?
東京・葛西臨海水族園で発生したクロマグロの謎の大量死。2月25日に1匹が死んでしまい、2匹になりました。ところで、死んでしまったマグロは、どうやって処理されているのでしょうか?
葛西臨海水族園のクロマグロは、世界で初めてマグロの群泳展示にしたことで知られています。1989年の開園時、「東京といえば江戸前ずし。すしといえばマグロしかない」という発想で、クロマグロの展示が決まったそうです。
謎の大量死が始まったのは、2014年12月でした。165匹いたクロマグロが次々と死んでしまい、2015年1月の中旬からはほぼ毎日のように大量死が続きました。葛西臨海水族園では、死体から検出されたウイルスなどを調べていますが、現在も原因はわかっていません。
ところで死んでしまったマグロはどうなるのでしょうか?「江戸前ずし」がきっかけで始まった展示とはいえ、握りにするわけにはいきません。葛西臨海水族園によると、体の一部は大学など専門の研究機関に送られ詳しく検査されるそうです。
とはいえクロマグロは大きなもので400キロもある魚です。検査されない部分は、敷地内にある畑や緑地用の堆肥として使われるそうです。それでも使い切れなかった部分は、他の死んでしまった魚と同じように「生ゴミ」として廃棄されるそうです。
今後はどうなるのでしょうか。葛西臨海水族園では「検査結果がわかるまで、2匹のまま今の展示を続けていく」としています。ただし、はっきりとした検査結果が出ない状態が続く場合は、展示方法を変更する可能性もあるそうです。
万が一、個体がゼロになってしまった事態になったら…。クロマグロと同じサバ科以外の魚を展示する可能性もあるそうです。しかし、現時点では原因がわからないため、今後の方針については未定となっています。