エンタメ
菅原文太さん死去 人情喜劇「トラック野郎」、デコトラの生みの親
菅原文太さんが亡くなりました。映画「トラック野郎」シリーズで知られた菅原さん。トラック運転手を主人公にした人情喜劇は、現在のデコトラ文化のルーツにもなりました。
エンタメ
菅原文太さんが亡くなりました。映画「トラック野郎」シリーズで知られた菅原さん。トラック運転手を主人公にした人情喜劇は、現在のデコトラ文化のルーツにもなりました。
菅原文太さんが亡くなりました。映画「トラック野郎」シリーズで知られた菅原さん。トラック運転手を主人公にした人情喜劇は、現在のデコトラ文化のルーツにもなりました。
「トラック野郎」シリーズは1975年から10作作られました。笑いと涙とアクション、下ネタから純情まで盛り込んだ物語で、世代を超えた一大ブームを巻き起こしました。
「トラック野郎」に欠かせないのが派手な装飾トラック、デコトラです。映画には、「なんでトラックを飾るんですかのう」と聞かれた主人公(菅原文太さん)が「かわいいからっすよ。苦労をともにしてますから」というセリフがあります。単なる道具ではなく「相棒」としてトラックを飾る、そんな心意気がファンの心をつかみました。
デコトラの愛好家約500人が集う「全国哥麿(うたまろ)会」では、交通事故遺児を支援し、災害があれば真っ先に現場に駆けつけてきるなど、チャリティ活動を続けています。東日本大震災の被災地では、仮設住宅で歌謡ショーを開き、温かい料理も振る舞いました。会長の田島順市さんは「俺たちにあこがれて入ってきた若いやつもいる。金はかかるけど、誰にも負けない格好いいデコトラに乗る自分を見せていたいんだ」と話しています。