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エボラ検査の発熱男性、羽田空港から新宿の病院に

エボラ出血熱の感染者が確認されているリベリアに滞在し、27日に羽田空港に到着した男性が発熱の症状を訴えたため、検査のため東京・新宿の施設に運ばれました。感染の有無を調べています。

羽田空港国際線の入国審査ブース。エボラ感染者がいるアフリカ4カ国への渡航歴を申告するよう、看板が設置された=10月24日、内田光撮影
羽田空港国際線の入国審査ブース。エボラ感染者がいるアフリカ4カ国への渡航歴を申告するよう、看板が設置された=10月24日、内田光撮影 出典: 朝日新聞

 エボラ出血熱が流行する西アフリカに滞在し、27日午後に羽田空港に到着した40代男性が発熱の症状を訴えたため、念のため治療に対応できる指定医療機関の国立国際医療研究センター病院(東京都新宿区)に運ばれた。塩崎恭久・厚生労働相が同日夜、明らかにした。採取した血液などを国立感染症研究所に送り、感染したかどうか確認の検査をする。検査結果は28日未明に判明する見通し。

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国内でエボラ出血熱患者の発生を防ぐための対策
国内でエボラ出血熱患者の発生を防ぐための対策 出典:朝日新聞デジタル

 警視庁関係者によると、男性は40代のジャーナリスト。午後4時に羽田空港に到着した際、「熱がある」と訴えたため、国立国際医療研究センターに運ばれた。

エボラ出血熱の感染者と死者数
エボラ出血熱の感染者と死者数 出典:朝日新聞デジタル

 塩崎厚労相は「エボラは新型インフルエンザと違ってなかなか感染しない。万が一を考え、国際医療研究センターに搬送した。(国民には)冷静に対応してもらいたい」と呼びかけた。

エボラ出血熱が疑われる患者の発生について会見する塩崎恭久厚生労働相=27日午後8時40分、東京・霞が関、中村靖三郎撮影
エボラ出血熱が疑われる患者の発生について会見する塩崎恭久厚生労働相=27日午後8時40分、東京・霞が関、中村靖三郎撮影 出典: 朝日新聞

【10月28日更新】
 国立国際医療研究センターに運ばれた40代男性から、エボラウイルスは検出されなかった。28日朝、厚労省が発表した。

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