お金と仕事
「チンする」も「写メ」もシャープが生みの親 納得のドヤ顔ツイート
文化庁の調査で国民の9割が使うとされた「レンジでチン」。シャープの公式アカウントはこれに素早く反応、自社が生みの親であることをドヤ顔でアピールしました。実は「写メ」もシャープ発。ドヤ顔も納得のセンスの持ち主でした。
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文化庁の調査で国民の9割が使うとされた「レンジでチン」。シャープの公式アカウントはこれに素早く反応、自社が生みの親であることをドヤ顔でアピールしました。実は「写メ」もシャープ発。ドヤ顔も納得のセンスの持ち主でした。
9割の人が電子レンジで加熱する際、「チンする」という言葉を使う――。先日に発表された文化庁の国語世論調査で、そんな結果が出ました。シャープの公式アカウントはこれに素早く反応、自社が生みの親であることをドヤ顔でアピールしました。実は「写メ」という言葉もシャープ発。ドヤ顔も納得のセンスの持ち主でした。
1967年にはじめて、電子レンジの出来上がりを音でお知らせしたのも、自転車のベルのチンという音を採用したのも、弊社ですから。つまり「チンする」の語源は弊社から(ドヤァ pic.twitter.com/NoLjmpcKJ2
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) 2014, 9月 24
ツイートによると、最初にレンジの出来上がりを音で知らせたのが、シャープだったそうです。音で知らせてくれるのは助かりますが、なぜ自転車のベルの音を採用したか――。
少し調べてみると、朝日新聞に4年前に掲載された「昭和史探訪」という連載記事に詳しく書かれていました。
「レンジでチリン」とはならなかったようですが、「チンする」誕生のきっかけが、労働組合のサイクリングだったとは……。
この時期、メーカー各社が家庭用レンジの開発にしのぎを削っており、シャープの奮闘ぶりもうかがえます。
ちなみに社名ですが、早川電機工業から現在のシャープに変更されたのは1970年。
由来は、創業者の故・早川徳次さん(1893~1980)が発明し、誰もが一度は使ったことがある、あの文房具でした。
「写メ撮る?」「写メ送って!」
スマホ時代の今でも、「写メ」という言葉を使ってしまう人もいるのでは。
この言葉も、シャープが2000年に業界初の内蔵カメラ付き携帯電話を発売したことをきっかけに広まりました。
電卓、テレビ、最近ではウォーターオーブンなどで常に時代を切り開いてきたシャープ。
さすが 「目の付けどころが…」と思っていたら、このスローガン、2010年に変更されていました。
新スローガンは「目指している、未来がちがう。」ということで、今後もムーブメントを起こす新製品に期待です。