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弁当の路上販売、規制強化 業者側の言い分「仕出しと同じなのに…」
都心のオフィスでおなじみの光景、路上で売られるワンコイン弁当の規制が強まりそうです。コンビニより安いことからファンも多いですが、都は衛生面を問題視しています。業者側はどんな思いなのでしょうか?
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都心のオフィスでおなじみの光景、路上で売られるワンコイン弁当の規制が強まりそうです。コンビニより安いことからファンも多いですが、都は衛生面を問題視しています。業者側はどんな思いなのでしょうか?
都心のオフィスでおなじみの光景、路上で売られるワンコイン弁当の規制が強まりそうです。コンビニより安いことからファンも多いですが、都は衛生面を問題視しています。業者側はどんな思いなのでしょうか?
格安外食チェーンで減った売り上げを補うため、路上に出ている業者は少なくありません。店の売り上げを補うため、自分の店で弁当をつくり30分かけて日本橋にやってくる人もいます。
弁当販売業「ドリー夢デリカ」(葛飾区)社長の市原猛さんは「朝つくって昼売るのは仕出し弁当と同じ」と訴えています。路上弁当だけが問題視されることに、複雑な思いのようです。
喫茶店経営で路上販売もする鈴木重樹さんは、「コンビニや飲食店からは離れた場所に立つなど配慮している」と言います。高い家賃を払う地元飲食店と何とか共存したいと思っているそうです。
業者側は規制に対応するため、昨年、業界団体「日本食品移動販売連合会東京支部」を作りました。支部では、「信頼度を高めていく」としています。
便利な路上販売ですが、保健所には衛生面を問題視したり、営業妨害を訴えたりといった苦情が寄せられていました。都では、現在の届け出制を許可制に変えて規制を強化する方針です。許可制になると、営業停止などの行政処分ができるようになります。